携帯料金の支払い遅れ、審査に影響する?
更新日:2019年10月4日
このページでは、携帯電話料金の支払いの遅れがキャッシング・ローン審査に影響することがあるのか?について解説しています。
その答えを踏まえて、狙い目になる業者も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
結論から言うと。
最初に結論を言ってしまうと、携帯料金の支払いの遅れは、
審査に影響する場合としない場合があります。
「ハッキリしない答えだなぁ!」と言われてしまいそうですが、
携帯料金の内容によって違ってきます。
どういうことかと言うと、料金に分割払いが含まれている場合は影響があり、
そうでない場合は影響しないと思ってもらえれば大丈夫です。
例えば携帯端末を分割払いにしているような場合が分割に該当します。
ローン会社と携帯会社は裏でつながっているの?
そもそもキャッシング・ローン審査で、携帯の支払い遅れの事実を知るためには、
融資会社と携帯電話会社が何かでつながっていないと成り立ちません。
そのつなぐ役目を果たしているが、キャッシング・ローン審査の際に使われる信用情報機関です。
携帯電話は基本的に誰でも契約できるので、
信用情報機関を利用するほどのキッチリした審査とは
縁遠いイメージがあります。
万一、料金の滞納があれば電話を止めてしまえば事足りるので、
携帯会社が信用情報機関を利用する必要性は本来ありません。
ただ例外がひとつあって、それが鍵を握っています。
なぜ分割払いが審査に影響するのか?
ちょっと小難しい話になりますが、
携帯電話各社は、分割払いを規制する法律(割賦販売法)で
信用情報機関を利用することを義務付けられています。
携帯端末の分割払いは、借金の分割払いとはちょっと性質が違いますが、
とはいえ信用で成り立っているということでは同じです。
なので、もし携帯の分割払いに遅れがあれば、
事故として信用情報機関に登録しないといけない
携帯会社側の事情かあります。
その結果、携帯分割払いで起きた滞納事故は、
信用情報機関を通じて融資会社でも知ることができるというわけです。
なお、個人情報の目的外利用はできないので、
分割払いでない通常の携帯料金は、万一支払いが遅れても
信用情報機関に登録されないので大丈夫ということになります。
携帯電話を分割払いで購入しただけでも信用情報機関が絡む
ちなみに、携帯電話を分割払いで購入しただけでも、
携帯電話会社は、信用情報機関(CIC)を利用します。
CICに登録されているあなたの他のクレジット等の利用状況を閲覧しますし、
「スマートフォンの分割払い契約をした」という事実を
信用情報機関に登録します。
【参考サイト】株式会社シー・アイ・シー
スマートフォンを分割払いで購入したときの、携帯電話会社とCICの関係
https://www.cic.co.jp/confidence/intro/popup/phone.html
支払い遅れがあっても審査に通りやすいローンはある?
携帯の支払い遅れがあると、借り入れは難しいの?というと、
比較的その影響を避けて申し込める作戦があります。
どういう作戦と言うと、信用情報機関は複数ありますが、
携帯電話会社が加盟している信用情報機関とは距離のある
キャッシング・ローンをターゲットにすることです。
ドコモ、ソフトバンク、auは、3つある信用情報機関のうち
CIC(シー・アイ・シー)というセンターをメインに使っています。
そのCICに加盟しているのが消費者金融や信販・クレジットカード会社です。
つまり、それ以外の業者というと銀行が浮上してきます。
銀行が主に利用するのは、KSC(全国銀行 個人信用情報センター)という信用情報機関です。
CICとKSCがまったく情報交流がないわけではありませんが、ごく限られたものだけになります。
どの銀行が狙い目?
銀行と言ってもあまりにも多すぎるので、当サイト経由で申し込みが多く、
審査の敷居が低いとぜにぞうが分析している業者をピックアップしてみました。
業者名 |
実質年率 |
利用限度額 |
強みをひと言で |
1.8%~14.6% |
最高500万円 |
高ステイタスなのに消費者金融並みの審査ハードル(理由はこちら)。提携ATM手数料無料 | |
年2.0%~14.0%(※1) |
最大800万円 |
みずほ銀行の通帳、キャッシュカードがあれば手間がショートカット(詳細コチラ) | |
年1.48%~17.5% |
10~800万円 |
auユーザーなら最大年0.5%金利優遇 | |
4.0%~14.5% |
10~800万円 |
三井住友銀行の口座不要、提携コンビニATM手数料一部無料 | |
0.99%~14.79% |
10~1000万円 |
コンビニATM手数料無料。利用明細は非発行 | |
4.9%~14.5% |
50~500万円 |
月々2000円から返済可能。教育ローンとしても可 |
※1 みずほ銀行)住宅ローンの利用で本カードローンの金利が年0.5%引き下がります。引下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%
ぜにぞうが一押しする順番に並んでいて、
三菱UFJ銀行カードローンのバンクイックが筆頭です。
その他の業者も選りすぐりなので、表の右端にあるワンコメントを参考にして
ターゲットをしぼってみてください。