仕事を始めて1ヶ月、キャッシング審査って通る?
更新日:2019年9月29日
勤続年数が短いと、審査に不利なのはわかっちゃいるけど、1年未満どころか1ヶ月の状態でどうなの?と思ってしまいますよね?
このページではその点の解説とあわせ、ぜひ狙いたい業者についても提案します。
審査における勤続期間の位置づけ
この後の話がスッと入ってきやすいように、
はじめにキャッシング審査における、勤続期間の位置づけを
再確認しておきましょう。
銀行カードローンであれ、消費者金融であれ、
どの業者の申込条件を見ても「安定した収入のある方」
という表現が必ずありますよね。
まさにそれが業者側がいちばん重視することで、
それを測るモノサシにしているのが勤続年数なんですね。
はっきり言うと、収入の「高さ」ではなく「収入の安定性」が
大事だということ。
勤続年数が長ければ長いほど、
「今後も継続して勤務する可能性が高い=収入が安定」と判断され、
反対に、勤続年数が短いと、
「またすぐ辞めてしまう可能性大=収入が不安定」と判断されて、
審査上不利になってしまうということです。
これを踏まえて、じゃあ、勤続1ヶ月はどうなの?
という点について掘り下げていきます。
勤続1ヶ月でもキャッシングは可能
勤続期間が短いと審査に不利なのはだれもがわかっていること。
問題は、その「短かさ」がどのくらいの期間なのか?
が知りたいわけですよね。
でも、その考え方自体がそもそも少し違います。
仮に1ヶ月間がダメで、2ヶ月なら良いのでしょうか?
はたまた3ヶ月とか半年、1年なら問題ないのでしょうか?
ちょっと想像してみてください。
1ヶ月勤務した人と、3か月勤務した人が並んで立っていたとして、
3倍長い期間働いている3か月勤務の人が「安定している」って言えます?
言えないですよね?1ヶ月も3ヶ月も大差ないです。
つまり、勤務年数を細かくしてみる意味はあまりありません。
勤続1ヶ月であっても、ある判断材料を示すことができれば、
キャッシングできないわけではありません。
大事なのは客観的に年収を示せること
勤続1ヵ月ということは、初回の給料をもらっていると思います。
ということは給与明細書が手元にあるはず。
キャッシングの申込みの際に書く年収は、見込み額で大丈夫です。
給与明細書の「支給総額×12」をすれば見込み年収がでますね。
それを書けばよく、それが客観的な情報になります。
源泉徴収票があれば、それに越したことはありませんが、
この客観的に収入を推測できる材料を示せることが大事。
この先何年勤務するかは誰も予測しようがないわけですから、
見込みの年収がわかったうえで、あとは他の属性情報から
総合判断することになるんです。
なので、勤続年数が1ヵ月という「ただそれだけ」のことで、
審査に落ちるわけではないんですね。
今や転職は特別なことではないし、
年齢や未婚・既婚など他の情報によっても見方が違ってきます。
さすがに、まだ一度も給料もらっていません、
みたいなタイミングでは難しいと思いますが、
勤続1ヶ月でのキャッシング審査に悲観的になることはないです。
気にすべきは、信用情報機関に登録された自分の金融履歴。
過去に金融事故(3か月以上の長期延滞や自己破産など)があると、
致命傷です。
審査をよりスムーズに進めるコツ
勤続年数が短いハンデを持っていることには変わりないので、
少しでも審査を有利に進めるために以下の4つを注意したいです。
- 希望の利用限度額を出来るだけおさえる
- 虚偽の申告をしない
- 在籍確認を確実に行えるようにする
- 銀行ではなく消費者金融を選ぶ
希望の利用限度額をおさえる
利用限度額が高くなればなるほど審査が厳しくなります。
なので、目途として30万円以下に設定することをおすすめします。
できれば10万円程度におさえて、
契約後、実績を積んでから限度額アップの申請をするのが賢い方法です。
虚偽の申告をしない
勤続年数などをごまかしたい衝動にかられます。
でも虚偽の申告は絶対にバレます。
相手は審査のプロですから、つじつまが合わないところを見逃しません。
ささいなウソだとしても、「平気で虚偽申告をする人」と
審査担当者にレッテルをはられたら、本来通る審査も通りません。
在籍確認を確実に行えるようにする
お決まりのことですが、審査段階で勤務先に在籍確認の電話が入ります。
電話に出た人が、「○○はただいま席をはずしています」
みたいに答えられればOKで、本人が電話に出る必要はありません。
ただ、もし個人的な電話に対応しないような職場の環境であるなら、
前もって業者に事情を伝えておくことが大事。
電話以外の方法で個別に対応してくれることがありますので、
変にごまかそうとしないで、素直な姿勢が良い結果を生みます。
銀行ではなく消費者金融を選ぶ
勤続年数が短い場合は、銀行ではなく消費者金融を選ぶのが無難。
銀行カードローンと消費者金融の審査基準はだいぶ近づき、
大きな差はなくなっていますが、やはり相対的に銀行は厳しめです。
勤続年数が短いときにターゲットにしたい業者
では、消費者金融の中でもどういった業者をターゲットにするのが、
審査通過の確度が高いのかが重要ですね。
ぜにぞうの提案は、大手消費者金融の中で新規契約率の高い業者か、
もしくは中小消費者金融を選ぶことです。
新規契約率の高い大手消費者金融を狙う
どの業者も審査基準は公開していないので、
審査の通りやすさを外から知ることはできないですよね。
でもですね、大手の消費者金融は、
「ウチの審査ハードルの高さは、こんな感じでーす!」と公表しています。
「えっ?じゃあ、いちばん条件の良い業者に申込めばいいってこと?」
という流れになると思いますが、実はその通りです。
ぜにぞうが分析した結果をまとめていますので、大手を狙いたい場合は、
こちらのページを参考にしてください。
柔軟審査の中小消費者金融を狙う
審査が甘いというと、読んだ人をあおるような感じがしてイヤなのですが、
大手にもれた人が中小消費者金融に集まるのも事実。
中小消費者金融も受け皿として、顧客にあった審査態勢をひきます。
振込みキャッシングになる点は利便性で大手に見劣りしますが、
審査の柔軟性は逆に大手に勝ります。
中小は怪しいイメージがあって安心できないかもしれませんが、
金融庁や日本貸金業協会で正規の業者であることを確認できます。
金融庁「登録貸金業者情報検索サービス」
https://clearing.fsa.go.jp/kashikin/
日本貸金業協会「協会員名簿」
https://www.j-fsa.or.jp/association/member_info/
ぜにぞう自身が、金融庁の貸金業登録と、
業界団体である日本貸金業協会の会員であることを確認済みの、
おすすめ安心業者をこちらのページで紹介しています。
まとめ
キャッシング審査では、収入の「高さ」よりも「収入の安定性」が重視。そのモノサシが勤務年数。
勤務年数が長い方が有利なのは事実ですが、短いからと言って悲観的になる必要はありません。
年収を客観的に示せることが大事で、その意味では勤続1ヶ月であれば、給与明細書もあり年収を計算できます。そのことが重要なこと。
勤続3ヶ月とか6ヶ月は誤差の範囲。なので、仕事を始めたばかりを過剰に気にする必要はありません。
新規契約率の高い大手消費者金融か、もしくは中小消費者金融をターゲットにするとより審査が通りやすいです。