融資会社の業態別に分類できるカードローンの種類

更新日:2020年8月2日

カードローンって、いろんな種類があってよくわからないですよね。テレビCMで見かけるカードローンはほんのごく一部でたくさんありますから。

 

ただ、実はカードローンの商品性自体はどれも大差がありません。カードローンの種類を理解するには、どういった会社が取り扱っているのか?その融資会社の業態で区別して考えるとわかりやすいです。

 

ということで、このページでは、カードローンの種類についてわかりやすく解説します。

 

 

3つあるカードローンの種類

カードローンの種類は、次のように大きく3つに分類することができます。

  • 銀行など金融機関のカードローン
  • 消費者金融のカードローン
  • その他貸金業者のカードローン

    ※信販・クレジットカード会社など

 

もっと細かく分類することもできますが、大枠としてこの3つをおさえておけば大丈夫です。この後、掘り下げて説明します。

 

では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう!

 

銀行のカードローン

銀行カードローンは、テレビCMで見かける三井住友銀行カードローンなど、銀行が提供するカードローン。

 

銀行の商品ということもあって安心感があるので、はじめてお金を借りる人が利用することが多いです。

 

金利が他業態と比較して低いメリットがある一方で、審査が厳しめというデメリットがあります。

 

それと、他業態と比較して審査時間がかかる傾向があります。なので、銀行カードローンは、申し込みした当日中に融資はうけられません。

 

もうひとつ、年収の3分の1を超える金額を借入れできない総量規制の対象外なのも銀行カードローンの大きな特徴です。

 

2010年に消費者金融に総量規制が適用されたことをきっかけに、ユーザーの選択が消費者金融から銀行カードローンにシフトしました。

 

カードローンは金融機関の収益の柱になっているので、基本的に銀行であればどこでも扱っています。具体的には、以下のようにほとんどの金融機関でカードローンを提供しています。

  • メガバンク
  • 地銀
  • ネット銀行
  • 信用金庫
  • 信用組合
  • 労働金庫
  • JAバンク

 

ちなみに、ゆうちょ銀行は、カードローンの新規取り扱いを行っていません。

 

スルガ銀行の媒介商品として、カードローン「したく」を取り扱ってはいるのですが、2018年10月末をもって新規受付を終了しました。現在は、契約がある方のみが利用できるカードローンになっています。

 

消費者金融のカードローン

昔も今も根強い人気があるのが、消費者金融のカードローン。アコム、アイフル、プロミス、SMBCモビットなどの大手は、テレビCMでよく見かけますね。

 

消費者金融はサラ金とか街金と呼ばれることもありますが、それらも呼称や規模の違いだけで基本的には同じです。

 

標準的な金利が銀行カードローンよりも高い(年利18%)ですが、審査ハードルが銀行よりも緩やかなのが大きな特長。はっきり言うと、その点が人気の理由。

 

金利は高めですが、新規契約時に30日間無利息サービスを提供している会社が複数あるので、短期の借入をおトクに利用することも可能。

 

大手であれば審査スピードが速いので、今日中にお金が必要というときに頼れるのも消費者金融の強みです。

消費者金融のカードローンは総量規制の対象外

消費者金融は、総量規制の対象外です。つまり、年収の3分の1を超えて借りることはできません。

 

ちなみに、住宅ローン、自動車ローンは総量規制の適用除外になっているので、借入残高に含みません。

 

また、銀行カードローンも総量規制チェックの借入残高に含みません。そういった事情から、銀行カードローンに借り入れがある人で、2社目の融資先として消費者金融が選ぶことが多いです。

 

信販系会社のカードローン

ここでいう信販系会社は、クレジットカード会社や信販会社を指します。

 

消費者金融は、個人向けの融資を専業で行っているのに対し、信販系は別に本業をもちながらカードローンを提供しているという意味で、3つめの種類として分けられます。

 

具体的には、JCB、三井住友カード、三菱UFJニコスといったクレジットカード会社や、オリコ、クレディセゾン、セディナ、オリックス・クレジットのような信販会社が該当します。

 

本業のかたわらで提供しているカードローンなので、専業でやっている消費者金融と比較すると、スペックや審査スピードの点で少し見劣りします。

 

消費者金融に抵抗がある場合とか、すでにその会社とクレカや分割払いなどの取引があって、信用を積み上げている場合にターゲットにする、という選び方でもよいと思います。

 

用途やユーザー層による種類分けもできる

ここまで融資会社の業態に分けてカードローンの種類を紹介してきましたが、用途やユーザー層の違いで分類すると以下のような整理を行うこともできます。

呼称 説明
サービスの特徴による分類 無利息キャッシング 一定期間の借り入れ利息が免除される商品
即日キャッシング 申込をしたその日に借入金を受け取ることができる商品。(受取方法はATMや振込などさまざま)
おまとめローン 複数社にまたがっている借り入れを1社に集約するために借り直すこと。(毎月の返済の負担を軽くしたり、総返済額を低くするのが目的)
その他 自動車ローンや住宅ローンなどの目的型のローンや、不動産担保ローンのように担保を前提にした借り入れなど
サービス利用者による分類 レディースローン 女性を対象にしたキャッシングやローンのこと。商品内容は一般的なものと同じで、サポートなどを女性を意識していることが多い
学生ローン 学生を対象にしたキャッシングやローン

 

主なカードローン商品一覧

カードローンの種類ごとに、主なカードローンをまとめてみました。

 

このページで紹介しきれないほどたくさんあるので、知名度の高いものということで見てください。

業態 カードローン商品
メガバンク
みずほ銀行カードローン
三井住友銀行カードローン
ネット銀行 楽天銀行スーパーローン
auじぶん銀行カードローン
住信SBIネット銀行 MR.カードローン
セブン銀行カードローン
イオン銀行カードローン
ジャパンネット銀行 ネットキャッシング
オリックス銀行カードローン
新生銀行スマートカードローン プラス
ソニー銀行カードローン
地銀 地銀64行のほぼすべてで取扱いがあるため省略します
消費者金融 アコムのカードローン
アイフルのキャッシングローン
アイフルの女性向けカードローン SuLaLi
プロミスのカードローン
プロミス レディースキャッシング
SMBCモビット モビットカードローン
オリックス・クレジットのオリックス VIPローンカード
J.Score(ジェイスコア)
新生フィナンシャルのレイクALSA
新生パーソナルローンのノーローン
その他の貸金業者 JCB CARD LOAN FAITH
三井住友カード ゴールドローン
三菱UFJニコス ローンカード
オリエントコーポレーション カードローンCREST(クレスト)
クレディセゾン MONEY CARD(マネーカード)
セディナ セディナカードローン
アイフルビジネスファイナンス ビジネスローン

 

まとめ

カードローンの種類は業態別に次の3つ。

  • 銀行など金融機関のカードローン
  • 消費者金融のカードローン
  • その他貸金業者のカードローン

それぞれの特徴を比較すると、こんな感じになります。

銀行 消費者金融 その他の貸金業者
金利 低め 高め 高め
審査 厳しめ 普通 普通
融資 最短翌日 最短即日 最短翌日
総量規制 対象外 対象 対象
無利息サービス なし 一部あり なし
おすすめの人 はじめての人 2社目以降の人 取引を活かせる人

 

どの種類のカードローンを選ぶにしても一長一短があります。

 

もし、迷ってしまったら、自分がいちばん重要に思う項目が有利なカードローンを選ぶと良いです。

 



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この記事の執筆者
ぜにぞう
資格 貸金業務取扱主任者
2級FP技能士
クレジット債権管理士
クレジット審査業務能力検定(クレディッター)
個人情報取扱主任者
貸金業務取扱主任者 登録完了通知
ファイナンシャル・プランニング技能検定2級合格証書

経歴 大学卒業後、銀行系クレジットカード会社に入社。債権回収・督促業務、営業、企画等の部署に従事し、審査システム、ローン開発なども広く経験。25年間勤務したのち47歳のときに早期退職。
退職後はフリーランスとして活動。インターネット上での情報発信、マーケティング、WEB集客に強み。退職後、50代でファイナンシャル・プランニング技能士(2級)を取得。
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