借金奮闘記

山口くんの借金奮闘記(最終話)

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山口くんの借金奮闘記(最終話)

〜あらすじ〜

 

高校時代の恋人ちなみさんと、大学生になってから
同棲を始めた山口くん。

 

ちなみさんはアルバイトはおろか、家事すらしてくれなかったが、
そんな彼女をきついアルバイトをしたりして
生計を維持していた山口くんです。

 

しかし、徐々に生活がきつくなってきて
クレジットカードの後払いを多用するようになる。

 

そんな時、ちなみさんが山口くんのカードを勝手に持ち出し
高額ゲームなどを購入してしまったことで首が回らなくなり
キャッシングに手を出すことに、、

 

そして、ちなみさんの親を巻き込むトラブルがきっかけで、
ちなみさんに別れを告げた山口くん。

 

やっと独り身になって少し肩の荷が降りた山口くんだが
その次に待っていたのは孤独と借金返済問題だった。

 

〜完結編〜

 

スタッフ

 

そこから山口くん一人になったんだよな?


山口くん

 

そうそう、そこから俺数年間
彼女ずっと居ないよ(笑)

 

女の子とはもちろん遊びに行くけど
やっぱりちょっと嫌な記憶思い出すから
本当に自分が良いと思った子じゃないと
付き合う気になれないね。


 

スタッフ

 

でも遊びに行くお金もなかったんじゃない?


山口くん

 

それなんだけど借金問題は借金で解決したんだよな。


 

スタッフ

 

え、どういうこと?


山口くん

 

それからしばらく同じように働いていて、
彼女も居なくなったし、一人で過ごすのが
すっごく楽だったんだ。

 

だからいつも以上にバイトに励んだり
学校行ったりしてたんだけど
やっぱり彼女が居た時ってバイトとか学校の愚痴は
聞いてもらえてたりしたから
その存在が居なくなって本当にしんどかったよ。


 

スタッフ

 

まぁそりゃそうだよな…
養っていてお金的にNGだっただけで
彼女と喋っている時のお前は楽しそうだったしな。

 

まぁ高校の頃しか知らないけど(笑)


山口くん

 

だろ?笑

 

彼女は遊び相手的には全然OKだったんだよ!
でも生活力が無くて・・・ね(苦笑)

 

そこからキャッシングも使わず必死に頑張ってたんだけど
返済も本当に手におえない!ってなってきて
キャッシングしなきゃ生活できない!ってなってたんだ。

 

それでまた審査をしてもらって貸してもらえた時は
本当に有り難い反面どんどん借金が増えて行くから恐怖もあったんだ。


 

スタッフ

 

お金を借りるって事は
利子を付けて返すって事だもんな。
約束が厳守されるしなー・・・


山口くん

 

そうやって色々なところから借りて
借りた総額も100万円越え。

 

でも、その時はさっきも言ったけど
本当にお金が必要な時だから
有り難かったんだ。

 

色々な会社から借りてたから
光熱費とか併せて毎日が支払日のようなもので
本当に請求まみれだったからなー笑


 

スタッフ

 

笑いごとじゃねぇよ
大変だったんだろ?笑


山口くん

 

いや、笑い事で済ませれるからいいんじゃんか!笑

 

真剣に考えてたら鬱になっちゃってたよー
大学だって単位全然取ってなかったから
卒業だってすっごく危うくてさ。

 

免許も卒業してから取りに行ったけど
とりあえず卒業はしないと
借金している事とか親に言ってないからな。


 

スタッフ

 

あ、未成年で親に言わなくても大丈夫なんだ?


山口くん

 

大丈夫に決まってるだろ!
一番最初に借りる時は怖かったけど
クレジット作る時だって成人になるまでは
親権者の同意が必要だって言って家に連絡して
親に確認とってもらってたけど
二十歳超えたらもうそんなの一切なし!!

 

しかも、同意を貰うのだって一応個人情報だから
まずこっちに連絡が来てから
「親権者の同意が必要なので親に連絡していいですか?」
ってきちんと聞かれるようになってるよ。


 

スタッフ

 

へぇーそうなんだ・・・
結構きっちりとしているんだな。


山口くん

 

そりゃ、俺みたいに家族には知られたくないっていう人
普通に居るだろうしな!

 

なんとか打開策がないかって考えたんだけど
結局は大学卒業するまでには、なんとかならなかったな。

 

今までの生活で本当に助かったのは
大手の会社にはなるけどP社だな。
P社のおまとめローンっていうのを目標に頑張ってたから
他の会社も支払遅延しないようにしていたな。


 

スタッフ

 

P社の何がよかったんだ?


山口くん

 

最初の契約の時は10万円までならって
さくって貸してくれたよ。
それから学生の間は限度額は増えなかったんだけど
大学卒業してからは再審査をしてもらうと一気に増えたんだよな。

 

大学卒業してから本当は勤務先とか変更してたんだけど
P社では「勤務先は変わってない」って言ってた。
だから本人確認の時は絶対に前に住んでいた住所を言ってたね。

 

しかもP社は新しい勤務先になったって言ったら
絶対に収入証明書がいるんだ。
最初の頃以外は、もう在籍確認の連絡はされないから
ずっと同じところで働いている事にして
収入は増えたって言ったら絶対に限度額増やしてくれたな。

 

最終的に助かったのもP社だよ。
借金の返済一本化ってな。


 

スタッフ

 

そうなんだな・・・在籍確認って
やっぱり保険屋を名乗るのが基本なのか?


山口くん

 

俺学生だぜ?
保険屋とか名乗られても「何の?」ってなるだろ(笑)

 

一回「財布を拾った者で社員証が中に書いてたので連絡しましたが勤務してますか?」
って言ってもらったりしてたなぁ。

 

しかもワザと出勤してない時に連絡してもらってさ(笑)
それから「直接返したいのでまた伝えてもらえますか」って携帯の電話番号を
バイト先の人に言ってもらうんだ。

 

そしたら俺に「財布落としたか?」って言われるからなんとか演技して
バイト先の人から言われた番号にかけて在籍確認!とかな。


 

スタッフ

 

そんな対応してくれるんだな(笑)


山口くん

 

そうそう!
他にも「身内の者です。携帯が繋がらないので職場にかけさせてもらいました」
って言ってもらったりとか、事情を話してから頼むと
結構快く引き受けてくれるぜ。

 

ま、これも一つのリアルな社会勉強だったなって思ったね。
大変だったおかげで、どんな困難も乗り越えられる気がするし
器用に物事を考える事ができるようになったしさ。


 

スタッフ

 

大変だったけど今は楽しそうでよかったよ。笑


山口くん

 

よかった?
まあそうなんだろうな・・・

 

確かに楽しいんだけど、やっぱり彼女欲しいよな。
でも簡単に彼女ができないっていう葛藤はやっぱりあるよ。

 

やんなっちゃうね(笑)
ま、いつかできるだろって適当に考えてるけどな!


 

スタッフ

 

それでこそ山口くんだ(笑)
色々な話ありがとう。

 

久しぶりだったけど話してくれて嬉しかったぜ!
また近いうちに会おうぜ。


 

今まで我慢をして2年間ほど同棲していた彼女に
裏切られた気持ちって本当にしんどいものだと思います。

 

彼女に怒鳴ったとも言っていましたが
それは仕方のないことなのではないのかな・・・。

 

お金を使って自分を楽する事しか考えれない彼女。
そんな人と心の余裕を作りながら
一緒に過ごしていくなんて不可能ですからね。

 

山口くんは大学生時代の大変な時に
一つだけ思っていた事があったそうです。

 

「絶対にこんなところで終わらない」

 

それは真剣に話していました。
どんな困難があっても目の前の課題だけでも打開していく方法を考える。
心が折れそうになっても、いつかは楽になりたいという一心で
色々な事を考えている内にそれが身に付いたようでした。

 

山口くんは、今回の大変な思いを経験して
「なんとかなる」というのが口癖になったようでした(笑)

 

今回この話を聞いて思ったことは
「相手のペースに巻き込まれて使ったお金は捨ててるようなものだ」
と言えることです。

 

おごるのだって「この人に喜んでもらいたい!」って思ったら
特に「捨てた」と思わないですよね?

 

「じゃあ、また!」と言って別れた後の山口くんの後ろ姿は、
失敗を糧にして成長したような、たくましさのある背中に感じました、、、

 

終わり。。