新生活!初めての一人暮らしに思わぬ落とし穴

~前回のあらすじ~

 

今まで、ほとんどの生活時間を一緒に過ごしていた
山口くんとその彼女のちなみさん。

 

山口くんは東京で4年制の大学、ちなみさんは埼玉で2年制の大学という
バラバラで住む場所も都道府県をまたいでの新生活を送る事となりました。

 

二人のプチ遠距離生活は無事に過ごすことができるのか?
そこには予期せぬ落し穴が、、、

 

~続き~
ハイボールを手から離さず話す僕

 

スタッフ

 

プチ遠距離になってからが大変って言ってたけど
やっぱり、今までずっと一緒に居た分
彼女の寂しがり屋が爆発したとか?


山口くん

 

そんな可愛いモンだったらいいんだけどな(笑)


 

スタッフ

 

違うのか?
遠距離って会う時間もなくなるんだし
電話とかメールとかめっちゃ来るとか、
そんな風になりそうなイメージなんだが・・・


山口くん

 

そうなんだけど、埼玉県にやっぱり帰りたい時ってあってさ。
そのとき片道電車代が1,500円ぐらいなんだけど
往復だと3,000円じゃんか?

 

プチ遠距離になっても俺ら1週間に1回は必ず会ってて
俺が埼玉に帰ったり、あっちが東京に来たりしてて・・・
そのときの交通費がお金がもったいないからってクレジットで払ってたよ。

 

いくらクレジットで払ったって1ヶ月に支払う額は一定だからね。


 

スタッフ

 

それってなかなかやべぇよなー・・・
お金がもったいないって、クレジットもお金じゃんよー
1週間に1回会ってたら
4週間×3,000円だろ?
それだけで1万円は超えるじゃん。


山口くん

 

だろ?

 

クレジットも確かにお金なんだけど
自分で払っている感覚ちょっと無くなってきてさ・・・

 

そんな中、俺はきちんと学校に行ってたから
学校サボることなんてあんまりなかったんだけど、
彼女が結構家に居るようになったんだよな。

 

ほら、大学って15回授業がある中
3回までだったら欠席しても大丈夫とかあるだろ?


 

スタッフ

 

確かに3回とか4回とか学校によって様々だろうけど
休むのって癖になると中々直せないよな・・・


山口くん

 

まさにその通り!

 

彼女に「学校はいいのか?」って聞いても

 

「今日は先生休み」

 

って言ったり、次の日学校があることがわかって泊まっても
次の日寝坊とかで家を出る予定時間を少しでも過ぎると

 

「今から行っても間に合わないし、まだ1回も休んでいない授業だから大丈夫」

 

とか言ったりして全然学校に行かないようになったんだよな。
もちろん、こっちではバイトなんてしてないから
食費とかは俺が払っている状態。

 

俺のバイト代7万程度稼いでいたけど
ギリギリだったり足りなくなったりしてきたよな・・・
家賃は払ってもらってるけど、
光熱費は自分で払ってたんだし。


 

スタッフ

 

ひえー・・・彼女やばいな(苦笑)
もう留年候補生ってのが目に見えてるよ。。。

 

お前、結構偉かったんだなー・・・
俺が大学生の頃なんて遊びまくってたぜ(笑)


山口くん

 

普通は大学って遊ぶ期間だよな(笑)

 

その時の食費ってどうやっていたかっていうと
もちろんクレジットカードを使ってたんだ。

 

どんどん利用していったら返済は5,000円なんだから
毎月1万円以上使ってる俺はすぐに利用可能額は無くなったよ。

 

いざという時お金がなかったら・・・って考えてしまって
俺は楽天のカードまで作ったんだ。
未成年だし、もちろんキャッシング枠はなかったけど
それでも利用可能額が20万円もあったんだ。


 

スタッフ

 

そりゃ、人を一人養っているような状態だしな。
そんだけ金もかかってくるだろ・・・

 

大学生なのに大変だな;


山口くん

 

案の定彼女は単位が足りなくて
短大なのに1年生の内に退学。

 

その前にせっかくやっていたバイトも
1~2か月で辞めてるから本当に無一文状態。

 

そしたら彼女は
「一緒に住んで、東京で仕事を探す」
って言ったんだ。

 

確かに埼玉に残っている意味もないし、
交通費だってかかるぐらいだったら
家で家事とかやってもらいながら一緒に住もうって考えたんだ。

 

俺の家は一人暮らしだし、文句を言う親も居ないしさ…
ここで「本当に大丈夫なのか?」なんて言ってくれる人が居たら…
落とし穴だったよ。


 

スタッフ

 

それで同棲したのか?
でも確かに交通費だって重なると結構な額になるしな。

 

家事とかもやってもらえるんだったら
それはそれで助かるじゃん!


山口くん

 

って思ってるのは俺だけだったんだよなー(笑)

 

彼女が家に来て毎日ご飯考えたり一緒に遊んだり
それはそれで楽しかったんだけど
俺が家から帰ってきたら彼女寝てるし、
仕事を探しているとか言ってそんな気配ないし・・・

 

最初は探してくれているんだって信じてたんだけど
なんか俺のパソコンを使ってアニメばっかり見てて。

 

本人は「バイトを探している合間に疲れたから見てる」って
言っているんだけどいつも見てるんだよな。


 

スタッフ

 

それ絶対バイトの方は見てないな・・・


山口くん

 

だろ?
「具体的にどんな仕事探してるのか?」って聞いたら
「とりあえず時給の高いところがいいかな」って言ってたんだ。

 

東京だったから結構高いところあるだろーって思って
「一緒に探してあげようか?」って言ったんだけど
「それぐらい自分で探すからいい」って言われて1か月経ったんだ。


 

スタッフ

 

うわー・・・それで1か月間専業主婦やってたんだ;


山口くん

 

いや!してないよ?
家事とか、いっつも俺がしてて
彼女に言ったら「ちょっと風邪っぽくてしんどい」って言って
全然やってくれなかったんだよなー。


 

スタッフ

 

え、ニート?
ちなみさんそんな性格だったんだ;;


 

 

さっきまで笑っていた山口くんの顔が心無しか怒っているように見える。

 

働かない彼女との同棲生活は
どのような進展を迎えていくのか?

 

次回は、同棲開始!と同時にクレジットカード頼みの悲惨な生活に、、編に続きます。

 



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この記事の執筆者
ぜにぞう
資格 貸金業務取扱主任者
2級FP技能士
クレジット債権管理士
クレジット審査業務能力検定(クレディッター)
個人情報取扱主任者
貸金業務取扱主任者 登録完了通知
ファイナンシャル・プランニング技能検定2級合格証書

経歴 大学卒業後、銀行系クレジットカード会社に入社。債権回収・督促業務、営業、企画等の部署に従事し、審査システム、ローン開発なども広く経験。25年間勤務したのち47歳のときに早期退職。
退職後はフリーランスとして活動。インターネット上での情報発信、マーケティング、WEB集客に強み。退職後、50代でファイナンシャル・プランニング技能士(2級)を取得。
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