返済の仕組み

返済の仕組みはどうなっているの?

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返済の仕組みはどうなっているの?

このページの最終更新日は2014年12月4日です

 

このページでは、キャッシングした後の返済の仕組みについて解説しています。

 

「元金の一部と借入日数に応じた利息を毎月払っていくんでしょ?」ということは誰でも知っているし、ある意味、それ以上知る必要はないかもしれません。

 

でも、実際に使いはじめると、「なかなか元金が減らない!」とか「いつになったら返済が終わるんだろう?」と思うことがあるので、このページでは、返済額や利息がどうやって決まるのか、そのカラクリを紐解いています。


払う必要がなければ払いたくないのが人間の心理

基本的に毎月の返済は、キャッシング業者が定めた金額を支払います。

 

その金額はミニマムペイメントといって最低返済金額が設定されています。
つまり、業者が「この借入金額だったら、最低このくらいは払ってね」というもので、
借入残高に応じて決められているのが一般的です。

 

例えば、
借入残高が5万円なら2,000円、10万円だったら4,000円、30万円だったら11,000円
といった感じで借入残高が増えると返済金額が高くなります。

 

最低返済金額なので、余裕があれば自由に追加返済できますが、
払う必要がなければ払いたくないのが人間の心理なので、
ほとんどの人があまり意識せずこの金額を払い続けるのが普通のパターンです。

 

ちょっといやらしい話ですが、支払いに不安がない人であれば、
業者としては追加返済しないでミニマムペイメントで長く返済してくれる方が
もうかるということがあります。

 

最初のうちは利息ばかり払っていて元金が減りにくい

「毎月、きっちり返済してるのに、なかなか元金が減らないのはなんで?」
と不思議がる人がいますが、おそらくそういう人は元金と利息の割合を
知らない可能性が高いです。

 

例えば、アイフルのケースで説明しますが、
仮に30万円の借入残高があった時の返済額は11,000円です。

 

11,000円払ったからといって、もちろん借金が11,000円分減るわけではなく、
そのうちの元金にあたる金額の分だけが減ります。

 

じゃあ、元金と利息の割合がどうなっているかというのが下の表です。

 

▼30万円を36回で返済する場合の返済金の内訳

返済回数

返済額

うち利息

うち元金

借入残高

1

11,000 円

4,500 円

6,500 円

293,500 円

2

11,000 円

4,402 円

6,598 円

286,902 円

3

11,000 円

4,303 円

6,697 円

280,205 円

4

11,000 円

4,203 円

6,797 円

273,408 円

5

11,000 円

4,101 円

6,899 円

266,509 円

6

11,000 円

3,997 円

7,003 円

259,506 円

7

11,000 円

3,892 円

7,108 円

252,398 円

8

11,000 円

3,785 円

7,215 円

245,183 円

9

11,000 円

3,677 円

7,323 円

237,860 円

10

11,000 円

3,567 円

7,433 円

230,427 円

11

11,000 円

3,456 円

7,544 円

222,883 円

12

11,000 円

3,343 円

7,657 円

215,226 円

13

11,000 円

3,228 円

7,772 円

207,454 円

14

11,000 円

3,111 円

7,889 円

199,565 円

15

11,000 円

2,993 円

8,007 円

191,558 円

途中略

途中略

途中略

途中略

途中略

29

11,000 円

1,137 円

9,863 円

65,991 円

30

11,000 円

989 円

10,011 円

55,980 円

31

11,000 円

839 円

10,161 円

45,819 円

32

11,000 円

687 円

10,313 円

35,506 円

33

11,000 円

532 円

10,468 円

25,038 円

34

11,000 円

375 円

10,625 円

14,413 円

35

11,000 円

216 円

10,784 円

3,629 円

36

3,683 円

54 円

3,629 円

0 円

 

1回目の返済は、11,000円のうち元金が6,500円で、利息が4,500円という内訳です。
元金がなかなか減らないと感じるのは、最初のうちは利息をたくさん払っているからです。

 

アイフルのこの例だと、追加借入を行わない限り、ミニマムペイメントで払い続けると、
36回で返済が完了するように設定されているのですが、
最初のうちは、元金が減りにくく、返済回数を重ねていくうちに
元金の減るスピードがアップするようになっているんです。
(返済回数自体は業者によって違います)

 

返済の回次によって元金の割合にこんなにも差があるということを
知っている人は意外に少ないです。

 

追加借り入れしたら悪条件の返済プランに切換わってしまう

アイフルの例で30万円借りて36回で完済するというのが、
業者が自動的に組んだ返済プランなのですが、実際にはこの通りには行きません。

 

というのも、その返済プランは、「追加借入しなかったら」という条件つきだからです。
1回だけキャッシングして、その後は完済するまでいっさいキャッシングしない
という人はほぼいないので、この通りにはなりません。

 

では、どうなるかというと、追加借入れをしたタイミングで
その返済プランは一旦リセットされて新たな返済プランに組み換えられることになります。

 

ちょっと分かりにくいかもしれないので具体的な例で言うと、
(残高10万円以下の返済額が2,000円、10〜20万円が4,000円とします)

 

5万円をキャッシングした場合、借入残高は5万円なので返済額は2,000円です。
月末に1万円を返済し、次の月に10万円を追加キャッシングした場合、
借入残高は14万円((5−1)万円+10万円=14万円)なので返済額は4,000円になります。

 

これは、10万円の追加キャッシングをしたことで、借入残高が10万円を超えたので、
2,000円を36回返済すれば完済するプランがリセットされて、
4,000円返済プランに切り換わったことを意味しています。

 

もし、2,000円返済プランの最終回に近いところで、残高が変わってしまうと
返済プランが変わり、利息ばかり支払う悪条件の返済から再出発することになります。
すごろくゲームで言ったら、ゴール間近でスタート地点に戻されたような感じでしょうか。

 

借入残高の変動が激しいと、頻繁に返済プランが変わってしまうので、
元金の減り方が遅く感じてしまうことになるわけですね。