クレジットカード支払いと消費者金融

クレジットカードの支払いに消費者金融を利用する理由

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クレジットカードの支払いに消費者金融を利用する理由

このページの最終更新日は2014年12月9日です

 

クレジットカードのショッピング代金の支払いのために、消費者金融のキャッシングを利用する人がいますが、
それを聞いて「えー?クレジットカードのリボルビング払いを利用すればいいじゃん?」と思う人もいると思います。

 

確かに一括払いで買ったとしても後からリボ払いに変更できます。わざわざキャッシングを使う必要はありません。
でもそこには切実な事情があったりするので、このページではその真相に迫ってみたいと思います。


一般消費者のニーズはどうなの?

ぜにぞうは、ローン返済のためにキャッシングを使ったことは数えきれないくらいあるのですが、
ショッピング代金を支払いするためには使ったことがなかったので、
最初は、「それってレアケースじゃないの?」と思っていたのですが、意外にも多いんです。

 

下の図をみてください。

借入れ理由の意識調査

出典:株式会社 NTT データ経営研究所「消費者ローン利用者・利用経験者の借入に関する意識調査」

 

これはNTTデータ経営研究所という会社による意識調査で、
銀行、消費者金融会社、クレジットカード会社の業態別に
これまでにどのような理由で借入れをしたかを尋ねたデータです。

 

各業態とも「日常の生活費」がいちばん高く、それは想定内のことなのですが、
注目すべきは、「クレジットカードの支払い」という項目です。

 

なんと、クレジットカードの支払いのために消費者金融を利用したというのが22%もあります。

 

5%とか7%とかの1桁台なら、「そういう人がいたっておかしくないよね」で済むんですが、
さすがに2割を超える数字を見ると大衆のニーズと言わざるをえません。

 

思っているけど行動に移していない潜在ニーズがある人を含めたら
かなりの数字になると思います。

 

クレジットのリボ払いじゃなく消費者金融を利用する理由

では、なぜ、わざわざ貸金業者のキャッシングを活用するのか?

 

上の調査で「クレジットカードの支払い」を選択した人に対して、
なぜクレジットのリボルビング払いや分割払いを選択せずに、
金融機関や消費者金融会社の借入れを選択したのかを聞いた結果がこれです。

 

消費者金融の借入れを選択した理由

 

「分割払いやリボルビング払いの支払利息が高い」というのが25%で一番高いですが、
最近ではショッピングリボ金利とキャッシング金利は同水準なので無視していいと思います。

 

その次に高い割合を示しているのが、
「分割払いやリボルビング払いを利用すると、翌月のショッピング利用枠が減少して困る」
という理由が16%あるのですが、これが消費者金融の借入れでカバーしている理由の真相です。

 

つまり、ショッピングリボにすると普段の買い物に支障が出て困る、ということなのです。

 

例えば、分かりやすい例でいうと、クレジットカードの利用限度額が30万円だとして、
パソコンとその周辺機器一式をまとめて25万円をカードで買ったとしましょう。
(かなりぶっ飛んだ例ですが、あえて分かりやすくしています)

 

翌月一括払いならすぐ30万円の枠はすぐ復活しますが、もしリボ払いにしたら
25万円のリボ払い残高が利用限度額の30万円の枠を占領してしまうので、
それ以降、ショッピングで使える枠は5万円だけになってしまいます。

 

携帯電話料金とか公共料金とか保険料など、毎月、カードで決済していたら
5万円なんてすぐ到達してしまいます。

 

ということは、念願かなって片思いだった彼女とせっかくデートできたのに、
食事代をかっこ良くカード払いしようと思ったら、使えなくて恥をかいたとか、

 

1年間探し続けてきた自分の足にピッタリなハイヒールを見つけたのに、
持ち合わせの現金がなく、カードが限度オーバーで使えなくて買えなかった(涙
などという残念なことが起きてしまうわけです。

 

クレジットカードの利用限度額が100万円くらいあれば、こういう問題はないのですが、
10万円とか20万円くらいの低額限度の場合は現実の問題になります。

 

クレジットカードの限度額増額はかなりハードルが高いので、結局のところ、
クレジットカードとキャッシングカードの2枚使いという人が多くなっているんです。

 

価値を生まないものにはなるべくコストをかけないのが鉄則

クレジットカードの支払いにキャッシングを活用するという苦肉の策は、
それ自体は価値を生み出すものではありません。ただ単に身代わりになるだけですからね。

 

価値を生まないものに利息を払うというのは、ムチャクチャもったいない話で、
できればコストをかけたくないものです。

 

消費者金融を利用せざるを得ないのなら、1週間無利息を毎月1回、何度でも利用できるノーローンとか、
標準金利18.0%よりも、確実に0.2%低い金利が設定されているプロミスを選択するなど、
少しでもコストをおさえられる業者を選ぶようにしたいものです。