静岡銀行セレカの審査が甘いという理由
更新日:2015年8月2日
このページでは、ぜにぞうが静岡銀行カードローン「セレカ」の審査基準が甘いと分析する理由を解説しています。(「甘い」はちょっと不適切な表現ですが、分かりやすさを優先して使っています)
元貸金業者マンだからこそ知っている内容でもあるので、参考にしてみてください。
審査基準は何でわかる?
静岡銀行セレカに限らず、銀行カードローンの背後には必ず保証会社がついています。
保証会社は、銀行がリスク回避のためにつけている保険のようなもので、
万一、顧客が返済できなくなった時に、
顧客に代わって銀行に対して残金を一括して返済する役割があります。
なので、リスクを抱える保証会社は、銀行とは別に自社の基準でキッチリ審査を行い、
銀行側が承認したとしても、保証会社が否認することもあります。
銀行は万一の時の保険をかけているので、
仮に審査が甘くなっても尻拭いしてくれる人がいるという安心がありますが、
保証会社は入り口とも言える審査が甘くなったら自分の身に降りかかってくるので、
最初の審査こそが最重要作業になっています。
そんな事情があるので、銀行カードローンの審査が甘いか辛いかは、
保証会社の審査基準を分析すれば、おのずと分かってきます。
静岡銀行セレカの保証会社は、2015年7月29日の商品改定のタイミングで
静銀ディーシーカードまたは新生フィナンシャルに変わりましたが、
商品リリース時からそれまではエム・ユー信用保証という会社でした。
なので、この会社の審査ハードルが判断のポイントということになります。
エム・ユー信用保証の審査難易度は?
エム・ユー信用保証の審査が甘いか辛いか、
そのレベル感は会社設立の背景から判断することができます。
実は、エム・ユー信用保証は、
三菱UFJ銀行と消費者金融アコムが共同で設立した保証会社です。
新会社は人間で言えば生まれたばかりの赤ん坊なので、当然ノウハウはまだありません。
ビジネスの世界では、そういう場合、親会社のノウハウで事業を組み立てるのがセオリーですが、
保証会社の場合だとその中には審査基準も含まれます。
つまり、エム・ユー信用保証は親会社アコムの審査基準がベースになっているということです。
なので、アコムの審査基準=エム・ユー信用保証の審査難易度という関係になります。
そして、ここからがこのページの肝になる部分ですが、
ぜにぞうの調査でアコムの審査難易度がわかっているので、
それを説明することで、エム・ユー信用保証の実態を分かってもらえると思います。
静岡銀行セレカの審査は甘いと言える理由
実は、別のページでぜにぞうが、
大手消費者金融3社の審査承認率を分析したページがあるのですが、
その中でアコムがもっとも審査ハードルが低いという結果が出ています。
(※詳細を解説したページはこちらです)
そうなると、アコムの審査基準=エム・ユー信用保証という関係から、
必然的にエム・ユー信用保証の審査ハードルは他社比低いと見ることができます。
「でも、現在の保証会社はエム・ユー信用保証じゃないなら、話が違ってくるんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、一人前のローンに育って認知度も高まっているローンの審査基準が
コロコロ変わることはあまりなく、保証会社が変わっても引き継がれるのが通常です。
ちなみに、保証会社が変わった以降に、当サイト経由の申し込みが審査に通りにくくなった、
ということは起きていません。
以上が静岡銀行セレカの審査は甘いとぜにぞうが分析している理由になります。
静岡銀行セレカは審査ハードルが低いというだけではなく、
高スペックなので持っていて価値あるローンだとぜにぞうは思っています。
具体的には以下のような魅力があります。
- 年1.5%~14.5%の低金利
- しずぎんATM・セブン銀行ATMの借入が祝日や時間外でも手数料無料
- 1,000円の少額から借り入れが可能
- 月々の返済が借入残高10万円以下なら業界最低水準の2,000円
- 主婦やアルバイトの人にもウェルカムな態勢
こちらの記事も読むと、セレカの魅力がさらに深まります。