配偶者貸付とは?

このページの最終更新日は2019年5月13日です

ぜにぞう

 

このページでは、配偶者貸付についてまとめています。25年の業界歴を持つ元貸金業者マンの「ぜにぞう」がわかりやすく解説します。(ぜにぞうプロフィール


配偶者貸付けとは?

配偶者貸付けとは、収入のない専業主婦(主夫)が、配偶者の年収と合算して、
2人分の借入れの合計が、2人分の年収の3分の1まで借りられる、
という総量規制の例外になっている制度です。

 

収入のない人の立場からもう少し平たく言うと、
通常であれば無収入だと貸金業法の総量規制のしばりがあり、1円たりとも借りられませんが、
配偶者に収入があれば、その所得を自分の信用に置き換えて借りることができますよー、
ということです。

 

生計を共にする夫婦であるがゆえの特権

配偶者貸付とは

 

総量規制というのは、何度も言うように、
個人として借入ができる限界を年収の3分の1と規制を持たせたものです。

 

収入があることが借入れの条件になるので、そもそも専業主婦(主夫)のように、
収入がない人はいっさい借入れできないということになります。

 

でも、それだと、困ることもあります。
お金を借りる理由は、なにも、ぜいたく品を買いあさったり、
ギャンブルに使うためみたいないわゆる浪費につながるものばかりではなく、
普通に生きていく上で必要なことってありますから。。

 

そういう場合に、収入がないとか少ない人の救済策として、
総量規制の例外として存在しているのが配偶者貸付けです。

 

なお、万一、返済ができなくなった場合、収入のある配偶者が支払い義務を負うものではありません。あくまでも申込者本人が支払い義務を負います。

 

具体的にはいくら借りられる?

じゃあ、配偶者貸付けがどんなもので、いくらまで借りられるかというと、
配偶者の収入と合算して、年収の3分の1まで借入れを認めましょう、というものです。

 

例えば、夫の年収が250万円、妻の年収が50万円だとしましょう。
その場合、妻は夫(配偶者)の年収と併せて、300万円の3分の1、
つまり100万円の借入れが可能になります。

 

でもこれは、夫も妻も他に借入れがまったくない場合のことで、
もし、夫がすでに100万円の借入れがあったりすると、
それで借りられる上限金額の枠を使い果たしていることになるので、
妻は1円たりとも借り入れできないということになります。

 

ぜにぞうは数学があまり得意じゃないので、公式を見ると眠くなるんですが(笑)、
この程度ならまだ大丈夫、、、ということで公式にするとこうなります。

 

{すでにある借入残高(夫と妻の合計)}÷ { 年収(夫と妻の合計)}≦ 3分の1

 

少し手続きが面倒なのが弱点

配偶者貸付手続き

 

ただ、配偶者貸付けの適用を受けるためには、ちょっとやっかいな手続きが必要です。

 

まずは、配偶者の「同意書」が必要になります。一筆書いてもらうと言うことです。
ということは、配偶者にナイショで借入れするのは無理な話になるので、
そういう希望のある人にとっては、ココは越えられない壁かもしれないですね。

 

それと、配偶者(夫婦関係)であることを証明する書類が必要です。
比較的、取得しやすい公的書類としては、住民票とか戸籍抄本などですが、
いずれにしても役所に足を運ばないといけません。

 

こういったハードルがあるので、制度としてはあるのですが、
実際に使おうとすると少しハードルがあります。

 

 




この記事の執筆者
ぜにぞう
資格 貸金業務取扱主任者
クレディッター(クレジット審査業務能力検定1級)
クレジット債権管理士
個人情報取扱主任者
ファイナンシャル・プランニング技能士(2級)
貸金業務取扱主任者資格試験 合格証明書
クレジット審査業務能力検定合格証

クレジット債権管理士資格認定証
個人情報取扱主任者 認定証

ファイナンシャル・プランニング技能検定2級合格証書
経歴 大学卒業後、銀行系クレジットカード会社に入社。債権回収・督促業務、営業、企画等の部署に従事し、審査システム、ローン開発なども広く経験。25年間勤務したのち47歳のときに早期退職。
退職後はフリーランスとして活動。インターネット上での情報発信、マーケティング、WEB集客に強み。退職後、50代でファイナンシャル・プランニング技能士(2級)を取得。
特定商取引法に基づく表記
プライバシーポリシー
このページの先頭へ戻る