土日に即日融資できる大手消費者金融

平日と違って土日祝日は、お金を調達しにくいことってありますよね。

例えば、こんなふうに。

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そこで、土日でも即日融資可能な心強い消費者金融をピックアップし、元貸金業者マンのぜにぞうがわかりやすく解説します。

あなたが持ってる銀行口座によって、即日融資の確度がぐっと上がるので、業者選別の参考にしてください。

ニーズにこたえてくれるのは大手消費者金融

最初に結論を言うと、土日祝日に即日融資を受けられる消費者金融は、以下の大手5社に絞られます。

アコム
プロミス
アイフル
SMBCモビット(※)
レイク

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります

この5社から選べば基本OKですが、土日融資の確度を比較すると少し差があります。

アコムとプロミス、レイクの3社が、頭ひとつ分出ている感じなので、ここから詳しく説明しますね。

土日融資に必要な消費者金融の条件

土日に即日融資をうけるための条件

平日と違って、土日に即日融資を受けるためには、消費者金融側が次の条件を満たしている必要があります。

  • 土日でも審査を行っている
  • 土日の即日カード発行または即日振込に対応している

まずもって、平日だけではなく土日でも審査を行っていなければ意味がありません。

申込みの受付はしても、審査は週明けというケースが多いので条件をクリアする業者は限られます。この時点で、条件を満たすのは大手消費者金融に限られます。

ただ、審査をしてくれるだけではダメで、僕らが土日にお金を手にするための手段が整っていないといけません。

土日にお金を借りるには、

  • 専用カードでATMから出金する
  • 口座に振り込んでもらう

の2択なので、即日カード発行か、即日振込融資に対応していることが条件になります。

条件を満たす消費者金融は?

上で説明した3つの条件を満たす消費者金融を整理したのが次の表です。

アコム プロミス アイフル SMBCモビット レイク
土日の審査
即日カード発行
即日振込対応

カード発行は自動契約機で行われるので、もし近くに自動契約機(無人店舗)がない場合は、銀行口座へ振込みしてもらう方法になります。

ただ、言うまでもなく土日の銀行振込みは、通常翌営業日扱いになります。

それだと意味がないですよね。でも、持っている銀行口座によっては、24時間365日いつでも金融機関の営業時間に左右されず、即日振込が可能になっています。

大手消費者金融は即日振込キャッシングに対応している

大手の消費者金融は、そのほとんどが即日での振込みキャッシングに対応しています。

このページに記載の業者はすべて土日に審査をしていて、かつ即日振込に対応しています。

24時間365日振込融資が可能な消費者金融と銀行口座の組み合わせ

消費者金融 持ってる口座
アコム 楽天銀行、メガバンクをはじめとした全国数百の金融機関
プロミス 三井住友銀行やジャパンネット銀行をはじめとした全国約200の金融機関
SMBCモビット 公式サイト上に明記なし
アイフル 都市銀行や地方銀行をはじめとした、全国約1,200の金融機関(※金融機関により振込可能時間が異なります)
レイク メガバンク、ゆうちょ銀行、楽天銀行、イオン銀行など約500の金融機関

(注)システムメンテナンス時間など利用できない時間帯が一部あります

上記5社は、即日カード発行と即日振込融資のどちらもチャレンジできるというわけです。

レイクは口座に左右されずに振込みキャッシングが可能

上の表でも記載したように、レイクの即日振込キャッシングは約500の金融機関に対応しています。

21時(日曜日は18時)までの契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)という条件をクリアさえすれば、当日中に振込みが可能です。(一部金融機関および、メンテナンス時間等を除く)

他社との違いは、持っている銀行口座に左右されない点。
口座に関係なくすべての人が、土日振込みの対象になるのはレイクだけこれは大きいですね。

ただ、最短即日融資に間に合わせるための契約手続き終了時間が、プロミスやアイフル等の22時よりも早いことに注意が必要です。

なお、すでにレイクを利用している場合は、土日祝日も24時間いつでも最短即日融資によるお借入れが可能です。

対応業者を個別に紹介

SMBCコンシューマーファイナンス プロミス

最短1時間

大手消費者金融4社の中で、土日の即日融資の可能性がいちばん高いのがプロミス。

即日カード発行がOKなうえ、三井住友銀行やジャパンネット銀行をはじめとした、全国約200の金融機関で24時間365日土日・夜間でも、最短10秒で口座振込みしてもらえます。

30日間の無利息サービス(メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が条件)や、金利上限が他社よりも確実に0.2%低い17.8%なのもうれしい点です。

プロミスの詳細ページはこちら>>

1社目のカードローンに選ばれることが多いため審査通過率が高いアコム



プロミスと並び、土日の即日融資の可能性が高いのがアコム。

即日カード発行がOKで、24時間、土日も銀行口座振込可能。(※金融機関・申込時間帯によっては利用できない場合があります)

申込みから審査回答まで最短30分という審査の速さがウリ。また、アコムは1社目のカードローンに選ばれることが多いので審査通過率が高いようです。

プロミスと同様、最大30日間、金利0円で借りれるサービスを実装しています。

アコムの詳細ページはこちら>>

中堅ながら大手に肩を並べるレイク



中堅ながら大手のアコム、プロミスに肩を並べるのがSBI新生銀行グループ 新生フィナンシャルのレイク。

即日カード発行がOKで、振込融資も土曜日は当日21時(日曜日は18時)までの契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で可能です。(一部金融機関およびメンテナンス時間等を除く)

ATM以外でも約500の金融機関口座であれば、24時間365日、土日・夜間でも指定口座に即日振り込み可能。

レイクの詳細ページはこちら>>

自動契約機を使って土日に即日融資を受ける手順

ぜにぞうが提案したいのは、インターネット申込みと自動契約機利用の合わせ技、つまり、それぞれのいいとこどりをした戦法です。

インターネット申込みと自動契約機利用の合わせ技

自動契約機は、申込み→審査→契約→カード発行の一連の手続きを通しでやることができますが、狭い空間に約1時間も閉じ込められた状態は、結構ツラいものがあります。

また、必要書類に不備や不足が生じる可能性を考えるとリスクがあります。一度、自宅へ行って書類を探し、また自動契約機に戻って来ることは時間のムダ。

そこで考えたのが、インターネットで申込みを済ませておいて、自動契約機はカードの受取りのためだけに利用するという合わせ技です。

この方法であれば、審査結果の連絡を受けた際に、「契約とカード受取りは自動契約機で行いたいです」とオペレーターに伝えれば大丈夫です。オペレーターから必要な書類を聞いて、それを持って自動契約機に足を運べばOK。

現時点では、これが土日祝日の即日キャッシングの最強の方法だと考えています!

各社の自動契約機の営業時間

各社とも基本、21時まで稼働しています。

ただ、場所によって営業時間が異なる場合があるので、事前にチェックしておくようにしてください。

消費者金融 自動契約機の稼働時間
アコム 9:00~21:00(※1)
プロミス 9:00~21:00
アイフル 8:00~22:00
SMBCモビット 9:00~21:00(※2)
レイク 平日・土曜日:9時~22時、日曜日:9時~19時(※3)

※1 年中無休(年末年始除く)
※2 営業時間は店舗により異なります。(三井住友銀行ローン契約機)
※3 年末年始を除きます。一部店舗によって異なります。
※3 記載している時間はあくまで基本形であるため、正確な時間はレイク公式サイトの店舗検索ページにて確認してください

スムーズに手続きを進めるための事前準備・注意点

即日融資をスムーズに実現するために、確認しておきたいことがあります。

土日に勤務先が休日で在籍確認できない場合

土日祝日の申込みで問題になるのが、「勤務先への在籍確認電話」。

土日祝日の申込みで問題になるのが勤務先への在籍確認電話

キャッシングやカードローンの申込みには、基本これが必須なので、勤務先が休日でそれができないと手続きが止まってしまいます。

そうならないようにするために、ネット申込み後にコールセンターに電話をかけ、「即日融資を受けたいけれど、勤務先が休み・・・」の旨を伝えるようにしましょう。消費者金融によって対応はまちまちですが、状況に応じた対処法を教えてくれます。

健康保険証や給与明細など会社発行の書類提出により在籍確認に代えたり、仮に電話での確認を省略できなくても、少額の融資を行ったうえで週明けに在籍確認をする、など融通をきかせてくれることもあります。

セキュリティが厳しくて、絶対に社員に取り次いでくれない会社も実際あるので、消費者金融側はそういうケースの対応にも慣れています。

手続きに必要な書類の準備

手続きには本人確認書類が必須です。一般的には運転免許証、健康保険証(※)、パスポートなどがあればOKなので、土日で用意できないことはないと思います。

※記号・番号や保険者番号部分、QRコードは見えないように加工してから提出してください(QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です)

ただ、よくある落とし穴が収入証明書類です。希望の借入額が50万円を超える場合や、希望の借入額と他社借入残高の合計が100万円を超える場合は必須です。

会社員であれば、源泉徴収票(最新のもの)、給与明細書(直近2ヶ月+1年分の賞与明細書)などが必要になるので、該当する場合は事前に用意しておく必要があります。

【参考サイト】

金融庁「年収を証明する書類について」
https://www.fsa.go.jp/policy/kashikin/qa.html#04

中小消費者金融や銀行では即日融資は受けられない

中小消費者金融や銀行では即日融資は受けられない

ここまで説明したように、土日の即日融資には、消費者金融側が自動契約機や即日振込の環境を整える必要があります。

ですので、大手のような資金力のがない中小消費者金融では、カバーできていないのが実情です。

また、銀行カードローンは即日融資を停止することを宣言しているため、選択肢には入りません。

メガバンクであれば即日融資を提供する体力上の問題はありませんが、銀行業界全体が、平日を含め即日融資できない状態になっているのが現状です。