悩ましい審査もなく100%借りられる合法的な方法とは?
更新日:2019年8月9日
総量規制の影響をまったく受けずに借りれる名人級の技を紹介しています。
ちょっと怪しく聞こえるかもしれませんが、裏技でもなく、まともで、実際にぜにぞうが体験した100%合法的な秘策。総量規制以上借りたいときの最後の砦になるかもしれません。
はじめに、ちょっとおさらい
総量規制が適用されるのは消費者金融からの借入れで、
メジャーな業者だと以下のような顔ぶれです。
(番外) フクホー 創業51年の老舗中小。利息だけの返済も可能 |
一方、総量規制の適用を受けずに借りれるのが銀行カードローンです。
ただ、銀行は法律上、総量規制のしばりを受けないだけで、実際には消費者金融とほぼ同じ足かせがあると思っていた方が良いです。
というのも2017年4月以降から自主規制として、総量規制と同じ仕組みを導入しました。これにより、おまとめローンを除き年収の3分の1を超える融資は審査に通りません。これはメガバンクや地銀をはじめ金融機関全体が足並みをそろえています。
【参考】全銀協「銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ」
https://www.zenginkyo.or.jp/fileadmin/res/news/news290336.pdf
総量規制の影響を受けない例外ローン
基本的に、消費者金融であれ銀行であれ総量規制があるのが実態です。
ただ、なにごとにも例外があるように、カードローンにも総量規制の影響を受けることなく、
年収の3分の1以上借りられる方法があります。
それが「おまとめローン」といわれるローンです。
複数の業者から借りているローン残高を、より低金利のローンに一本化する(借り換える)ことですが、
メリットは言うまでもなく、
- 月々の返済額が減る
- 今より低金利になるので利息支払いが減る
- 返済が1社にまとまるので管理が楽チン
などがあります。
一方で、元金がなかなか減らない、返済額が少なくなることで総返済額が増える、
といったデメリットもありますが、
今よりも確実に有利なローンに借り換えることができます。
もし、ローン返済のために新たにカードローンを借りようと考えているのであれば、
それは借金を増やすだけのことです。
返済の負担を軽減して、確実に完済に向かいたい場合は、
おまとめローンは真っ先に検討したいローンです。
おまとめローンはなぜ総量規制の対象外なのか?
同じローンなのになぜ対象外になるのか不思議に感じるかもしれませんが、
「顧客に一方的に有利となるローン」は、総量規制の対象外になっていて、
年収の3分の1を超えても審査が可能になっています。
多重債務者を出さないようにすることが法律の大きな目的なので、
その目的に合っているおまとめローンは例外扱いになっています。
【参考】
日本貸金業協会「総量規制にかかわらず、お借入れできる貸付けの契約」のQ2
https://www.j-fsa.or.jp/association/money_lending/law/total_regulation.php
当サイトおすすめのおまとめローンは、別ページで紹介しています。
ローンに頼らない最後の砦ともいえる方法
ぜにぞうが最後の砦として紹介するのは、たとえ返済能力が低かろうが、
過去に金融事故をおこしていようが関係なく借りれる名人技ともいえる方法です。
名人技と言うとちょっと大げさかもしれませんが、知っている人が意外と少ない方法です。
ズバリ!どんな方法かというと
結論から言うと、保険の契約者貸付制度を利用することです!
「えっ?なにそれ?」と思ったかもしれませんが、
生命保険などの解約返戻金の金額の範囲内で借りられる制度があります。
もう少し具体的に言うと、生命保険などの場合、
もし今、途中解約したら戻ってくる金額(返戻金)というものがあります。
その解約返戻金に対して(保険の種類によっても違いますが)、
だいたいその金額の80%くらいを上限に保険会社からお金を借りることができます。
例えば、数年間、保険をかけていて解約返戻金が100万円の水準にあったとしたら、
80万円まで借りれます。
もちろん、保険を解約する必要はないし、保障が不利になるってこともありません。
自分の資産を使って審査をすることなく借りられるという意味で、
総量規制に関係なく100%借りられる合法的な秘策です。
気になる利息は、保険会社や保険の種類によっても違いますが、年利3~5%くらいが相場です。
しかも返済は、月々の返済は不要でお金に余裕ができたとき払いという夢のようなローンです。
もちろん、いつかは返済しないといけませんが、
仮に返済できなくなったとしても、借金返済に追われることはありません。
将来の解約返戻金が少なくなるか、万一の時の保険金が借入した分だけ差っ引かれるだけです。
【参考】大手生命保険5社の契約者貸付
日本生命「契約貸付とは」
https://www.nissay.co.jp/keiyaku/senyo/help/keigashi/index.html
かんぽ生命「契約者貸付のご請求」
https://www.jp-life.japanpost.jp/procedure/customer/list/claim/ctm_tzk_sik_no205.html
第一生命「ご契約者貸付」
https://www.dai-ichi-life.co.jp/contractor/m_service/contractor/index.html
明治安田生命「契約者貸付のご利用」
https://www.meijiyasuda.co.jp/contractor/service/detail/06.html
三井生命「契約者貸付のご利用」
http://sp.sumitomolife.co.jp/contract/service/ca.html
契約者貸付は、知る人ぞ知る制度で、
こんな感じで意外な目的にも使われているようです。
独立や副業したいけど、手持ちの資金がないという人。個人年金や学資保険などの積立系の保険をしていれば「契約者貸付」という手がある。
— オロゴン (@orogongon) 2018年9月5日
保険会社が積み立てた保険を担保に貸付を行ってくれる仕組みで、その年利は2~4%程度。どこぞの安心と信頼のカードローンなんぞに手を出すより遥かにマシ。
ですね!保険マニアさんや上級者の方々にとっては契約者貸付は重要だろうなと思います😁
— えまっち@投資x労働x倹約 (@ematty_investor) 2019年6月15日
私でもたまに自分の保険から貸付を受けていたりするので、結構ありがたい制度だなと思います😊
個人年金いいぞ~。オレは月に15000円程度なんだけど、口数増やそうかなって思ってる。貯蓄と違って現金が手元にないように感じるけど契約者貸付の制度があるから年2%ちょいで払い込んだ保険料を借りることも出来るから突然の出費にも安心だし。一度利用したけど良かったよ。
— ゆーーーき (@yuuki_friend) 2018年11月30日
ぜにぞうも実際に体験した方法です
実は、ぜにぞうもこの契約者貸付制度にかなりお世話になりました(笑
ちょっと事情があって、急ぎでまとまったお金が必要になったので、
はじめは総量規制を受けない銀行カードローンに狙いを定めました。
でも、確実に借りれる保証があるわけではないし、審査落ちするだけならともかく、
自分の信用情報を汚すことにもなるのでその点が気がかりでした。
そこで目をつけたのが、
保険の契約者貸付です。その借り入れでつなごうという戦術です。
ただ、保険の契約者貸付には、書類の記入・郵送が必要なので利便性は良いとは言えないし、
将来の資産に手を出したくないという思いもあるかもしれません。
なので保険契約者貸付を、消費者金融や銀行の借入れ審査が通らなかった場合の、最終手段として位置づけるといいと思います。
そんなふうに考えれば、金融業者に申し込む場合にも気持ちの余裕ができていいんじゃないかな、
とぜにそうは思っています。
あとは、いかに金利面やスペックでお得な業者を選ぶかがポイントになります。
ぶっちゃけ、高確率で借りれるところはある?
消費者金融にしろ銀行にしろ、どっちにしても審査が通るかメチャ不安だとか、
どうせ申し込むんだったら、できるだけ審査に通りやすいところがいいと考える場合には、以下のページがムチャクチャ参考になると思います。
