消費者金融と銀行は信用情報をやりとりしてる?
更新日:2019年10月2日
このページでは、消費者金融(いわゆるサラ金)と銀行間の個人信用情報交換の実態について解説しています。
この質問は、消費者金融か銀行のどちらかに不安材料を持っている場合に出る内容なので、たぶんこのページを読むことで作戦を立てるヒントが見つかると思います。
ちょっとおさらいを兼ねて
本題に入る前に、ちょっと堅苦しい話になりますが、この後の説明の前提知識として、
消費者金融と銀行が加盟する信用情報機関についてサラッと補足します。
名前を覚える必要はありませんが、信用情報機関には以下の3つがあります。
- 株式会社シー・アイ・シー(略称CIC)
- 株式会社日本信用情報機構(略称JICC)
- 全国銀行個人信用情報センター(略称KSC)
細かいことは省きますが、
消費者金融系がCICとJICCで、銀行系がKSCだと考えてもらうと良いです。
消費者金融系のCICとJICCは、法律(貸金業法)で個人信用情報を相互にやりとりすることが
義務付けられているので、消費者金融の業者間では、
融資日、貸付残高、支払の遅延の有無などほとんどの個人信用情報がガラス張りで丸見えです。
なので、消費者金融であればどの業者に申し込んでも、
他の業者にある自分の情報は筒抜けということになります。
【参考サイト】株式会社シー・アイ・シー(CIC)
CICとJICCの2者間で行われている交流ネットワーク「FINE」について
https://www.cic.co.jp/confidence/exchange/index.html
じゃあ、消費者金融と銀行間での情報のやりとりはどうなっているのか?
その点を次に説明してみたいと思います。
消費者金融と銀行間での情報のやりとりの実態は?
結論から言うと、ごくごく限られた情報だけがやりとりされています。
その限られた情報が何かというと、それは延滞情報です。
つまり、支払いが遅れた事実や、
融資した業者が(表現が少々乱暴ですが)「この客もう面倒見れんわ!」
といって取り立てを放棄して、保証会社が業者に代わって肩代わりした等の
いわゆる事故情報です。
事故情報だけは、消費者金融と銀行の垣根を越えてしまうので、
そればかりは、知らぬ存ぜぬとしらを通すことはできません。
ただ、別の見方をすれば、借り入れ件数やその残高情報は垣根を越えることがない、
ということになります。
つまり、事故履歴がなければ、消費者金融でどれだけ借金があっても、
銀行にはその情報は渡らない、その逆も同じことが言えます。
このカラクリがわかっていれば、借り入れ申し込みの作戦も絞りこみやすくなると思います。
【参考サイト】株式会社シー・アイ・シー(CIC)
CIC、JICC、KSCの3者間で行われている交流ネットワーク「CRIN」について
https://www.cic.co.jp/confidence/exchange/crin.html
ぜにぞうからのとっておきの提案
上で説明した内容を踏まえて、申し込みの対戦相手(銀行or消費者金融)が決まったら、
あとはなるべく審査ハードルの低い業者にアタックするだけです。
「そんなこと言われても、審査難易度の低い業者なんて知らないし。。」
ということになると思います。
そこで、ぜにぞうが当サイトの運営経験から、今もっとも審査ハードルが低い
と分析している業者を、銀行、消費者金融から1社ずつ紹介したいと思います。
銀行ローンの一押しはバンクイック
バンクイックは三菱UFJ銀行のカードローンです。
「よりによって、審査の厳しさでいったら最高峰のメガバンクをすすめるって乱暴じゃない?」と感じるかもしれませんが、実はその反対なんです。
どういうことかというと、バンクイックは銀行カードローンの中で特別な存在で、本来の銀行特有の厳しい審査基準がそのまま適用されません。
消費者金融並みの審査ハードルだということが最大の魅力です。
バンクイックがなぜ従来の銀行の厳しい審査ではないのか?の理由は、
こちらのページを読むとバッチリわかると思います。
メガバンクの高ステイタスを持ちながら、消費者金融並みの審査ハードルだという、
僕らにとっては願ったりかなったりのローンなので、
スルーするともったいないとぜにぞうは思っています。
消費者金融の一押しはライフティ
ココではあえて大手よりも優先したい中堅優良業者を紹介します。(理由は下で説明します)
ライフティは振込みキャッシング専門の全国をカバーしている中堅貸金業者です。「なぜ大手ではなくてランク下の中堅をすすめるの?」と不思議に思うかもしれませんが、それは大手よりも有益な事情があるからです。
実は、ライフティは、中堅でありながら大手をしのぐ信頼度の高さと、今もっとも審査に通りやすいという事情がある願ったりかなったりの業者です。
具体的に言うと以下の2点がその理由です。
1つ目は、ライフティの親会社は東証一部上場の大企業なので、
業者としての信頼・信用面では大手をしのぐほどの安心感があることです。
(詳細はこちらのページで解説しています)
2つ目は、キャッシング事業に参入したばかりのルーキーだということです。
貸金業者のルーキーは、固定客を確保することが最重要課題なので、
審査基準を下げて新規顧客を積極的に獲得するという動きになります。
ライフティはまさにその時期なので、今が狙い目です!
(詳細はこちらのページで解説しています)
ATMなどリアルで借りることはできませんが、
24時間365日いつでも会員専用ページにログインして振込してもらえます。
振込手数料はライフティ持ちであるうえ、即日口座入金も可能なので、
利便性で大きく劣ることはありません。
背伸びして大手消費者金融に申し込むより、
ライフティを優先するのが賢い選択だとぜにぞうは考えています。