公開日:2020年1月10日更新日:2020年3月14日
カードローンには様々な返済方法があり、マイナーですがマルチメディア端末Loppiを使う方法があります。最大のメリットは返済手数料が0円だということ。
何らかの事情で口座引き落としを利用しない場合、ATM返済が主流になりますが利用手数料がかかってくるので、コスト面ではLoppiはとても重宝します。
そんなLoppiによる返済サービスを終了することをプロミスが公表しましたので、その概要と他社状況について解説します。
Loppi返済サービス終了の概要
プロミスが返済サービスを終了するのが、コンビニのローソン内に設置のLoppiと、ミニストップ内に設置のMINISTOP Loppiです。
サービス終了日時は、2020年3月31日(火)23:00。
ローソン内に設置の「ローソン銀行 ATM」、ミニストップ内に設置の「イオン銀行 ATM」では、今後も引き続き返済サービスを利用できますが、取引金額に応じた手数料(1万円以下の取引1回110円、1万円超の取引1回220円)が発生します。
ちなみに、マルチメディア端末はLoppi以外にファミリーマートのFami ポートがあり、こちらは引き続き返済サービスを利用可能(返済手数料0円)。コストをおさえたい場合は、乗り換えも検討してみてください。
他社の状況はどう?
Loppiを使った返済サービスの取り扱い有無に関しては、消費者金融によってばらつきがあります。
大手消費者金融のマルチメディア端末を使った返済サービスの取扱状況は以下の通りです。
Loppi |
Fami ポート |
||
---|---|---|---|
ローソン設置 | ミニストップ設置 | ||
プロミス | ×(※) | ×(※) | 〇 |
アコム | × | × | × |
アイフル | ×(※) | ×(※) | 〇 |
SMBCモビット | 〇 | 〇 | 〇 |
レイクALSA | × | × | × |
※プロミスとアイフルは2020年3月31日をもって終了
大手消費者金融でLoppiによる返済サービスが利用できるのは、SMBCモビットのみです。
※マルチメディア端末では返済サービスのみの取り扱いで、借入れを行うことはできません。
[参考]
Loppi(ロッピー)でのご返済サービス終了のお知らせ|プロミス公式
https://cyber.promise.co.jp/contents/pdf/20200110_Loppi.pdf