2級ファイナンシャル・プランニング技能検定合格証書

FPという資格は聞いたことがあっても、「お金のことに詳しい資格らしい…」というくらいのイメージが良いところだと思います。

そのイメージで間違ってはいませんが、カバーする範囲はとても広く、日々の生活から将来まで、生涯にわたって考えたいお金の疑問を解決する資格です。

ぜにぞうは、当サイト「キャッシング名人」を運営するにあたり、貸金業務取扱主任者の資格を取得しました。しかし、人生を左右するテーマであるお金に関する情報を扱う以上、もっと広い金融知識が必要と考え、50代からの挑戦で1級FP技能士の資格を取得しました。

このページでは、ぜにぞうも取得したFPの資格の概要について解説します。

FPとは?

FPとは、ファイナンシャル・プランナーのことで、節約から税金、投資、教育、住宅ローン、老後、相続まで、ありとあらゆるお金のエキスパートです。

人生における資金計画を立て、経済的な側面から目標を実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいますが、FPはそれを行うプロフェッショナルとして、相談者の目標がかなうようにサポートする専門家です。

人の人生にかかわる仕事なので、FPが習得すべき知識は、年金・社会保険、生保・損保、金融・投資、税制、不動産、相続など幅広い分野にわたります。

ぜにぞうが独学で使った市販FPテキストの目次
ぜにぞうが独学で使った市販FPテキストの目次

FPの資格とは?

FPとしての力量を測ったり、その実績や信頼の証となるのがFPの資格で、2種類の資格があります。ひとつは国家資格である「FP技能士」、もうひとつは民間資格である「AFPとCFP」。

FP技能士には3つのレベルとして、3級、2級、1級に分かれていて、もっとも難易度が高いのが1級です。FP技能士は一度合格すると資格に有効期限はなく、更新の必要もありません。生涯ライセンスです。

もうひとつの「AFP、CFP」は、日本FP協会が認定する民間資格で、CFPが上位資格です。FP技能士とは違い、AFP、CFPには資格の有効期限があり、更新するためには資格の認定後の教育期間中に、所定の単位を取得する必要があります。

国家資格と民間資格の難易度は、2級FP技能士がAFPと、1級FP技能士がCFPとほぼ同等の水準です。

▼FP資格の種類
国家資格 民間資格
1級FP技能士 ←難易度同等→ CFP
2級FP技能士 ←難易度同等→ AFP
3級FP技能士

ちなみに、ぜにぞうは1級FP技能士です。

>>他の資格についてはこちら

FP資格を持つメリット

FP資格を持つことのメリットは幅広く、取得することでさまざまな可能性が広がります。

まず、もっとも直接的にそのメリットを生かせるのが、FP会社に所属したり自分で事務所を持って、独立系ファイナンシャル・プランナーとして活動する道です。

ただ、そこまで行かなくても、一般企業の社員として勤務しながら、FPの知識や資格を業務に活かしている人もたくさんいます。特に、銀行や証券会社、保険会社などは、FP資格の取得を推奨していたり、昇進・昇格の材料にすることもあります。

また、就職や転職の際にFP資格を持つことが応募条件であったり、それが有利に働くこともあります。金融に縁のない会社は基本的にないので、お金のエキスパートであることはどの会社からも評価されやすいです。

このように仕事をするうえでFP資格は武器になりますが、役に立つのはなにも仕事だけではありません。ぜにぞうも取得してわかったのですが、プライベートでもずいぶん役に立ちます。

年金のこと、社会保険の仕組み、税金のことなど、なんとな~くしか理解していていないことが理解できるようになるだけでなく、知識として知っているかいないかの違いで、将来どれだけ損得に差が生じるのか怖いくらいよくわかります。ビジネス目的でなくとも取得しておく価値があります。

参考サイト)日本FP協会
https://www.jafp.or.jp/aim/


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