闇金に手を出す前に検討してほしい事
闇金の存在を意識するのは、相当追い込まれた状態のとき。精神的に追い込まれると冷静な判断ができなくなり、とにかく今の状態を脱することが出来るのなら、闇金でも何でも構わないので借りたい、そんなふうに考えてしまうものです。
でも闇金から借りてしまうと、間違いなく人生が終わってしまいます。何としても闇金にだけは手を出してほしくありません。
ですので、このページでは闇金から借りたいと考えている人に対して、闇金から借りる以外の別の視点をお伝えします。
人によって状況が異なりますので、誰でも使える方法ではありませんが、一度立ち止まって冷静に考えるきっかけになればうれしいです。
審査通過率の高い(ぜにぞう調べ)大手消費者金融から借りる
すでに申込みブラックの状態の人にはおすすめできませんが、大手でも選択肢に入れられる業者もあります。
ぜにぞうが、消費者金融会社の決算資料や営業成績データなど、普通の人では見ることのないデータを徹底的に分析して、客観的に審査通過率の高い業者を割り出してみました。そういった業者をターゲットにするのがポイントです。
大手・中堅の穴を埋めてくれる中小の消費者金融も狙い目
すでに大手・中堅の消費者金融に申し込んで審査落ちしてしまったとしても、まだ中小規模の消費者金融業者に申し込んでみる価値があります。
というのも、中小規模の業者には、他社で断られた人もウェルカムだったり、他社借入件数が3社、4社と多い場合でも、とりあえずシャットアウトしていない業者があります。
さらに、過去に自己破産や債務整理した人でも相談によって融資可能という対応をとっている業者があるので、借入できる可能性は残っています。
規模は小さくても、法律に基づいてきっちり貸金業登録している業者です。店舗の雰囲気などは多少、胡散臭いイメージを持つかもしれませんが、適法な営業を行っている業者はたくさんあります。金利なども大手と同じなので、中小だからといって高金利ということもありません。
生命保険をかけている人は審査なしで借りられる融資制度
もし生命保険をかけているのなら、保険の契約者貸付という制度を使ってほぼ確実に借りられます。
これは、解約返戻金の80%を目安に借りられる制度。審査はありますがそれは名ばかりで、信用を測る審査ではなく資格があるかどうかの確認に過ぎません。
しかも年3~5%程度の低金利で借りられます。自分の資産を担保に借りる形なので、借金とは性質の異なり、ぜにぞうも利用したことのある方法です。
貸金業者が無理なら公的な借入制度を利用しよう
もうこれ以上、消費者金融に申込む余地がないという場合があると思います。でも、そんな状況でも闇金には絶対手を出さないでください。なぜなら、消費者金融以外でお金を借りる方法が残されているからです。
あまり知られていない方法ですが、生活福祉資金貸付制度という公的な借入制度を利用する方法が残っています。
これは、国が必要な資金を他から借り受けることが困難な世帯に対して、生活を立て直すまでに必要な資金を融資してくれる制度です。
原則、保証人は必要ですが、保証人なしでも融資してくれます。金利も保証人がいれば無利子、保証人なしでも年1.5%という信じられない低利で借入することができます。
「公的機関から借りるなんて恥ずかしい!」と思うかもしれませんが、(ちょっとキツイ表現になりますが)そんなのんびりしたことを言っている場合ではないはずなので、活用できるものは活用して、生活を再建してほしいと思います。
闇金から借りてしまった場合は
詳しい説明はここでは省きますが、闇金から借りたお金は法的に返済する義務はありません。ただ、そうはいっても相手は鼻っから法律無視の業者なのでそんな理屈は通りません。嫌がらせや脅迫は必至なので、自分ひとりでは絶対に太刀打ちできないし、すべきではありません。
もし、すでに闇金から借りてしまって追い込まれている場合は、法律のプロに頼るのがいちばん安全で確実な方法です。警察に逃げ込んでも暴力沙汰でない限り、なかなか動いてくれないのが実情です。
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