専業主婦 キャッシング借入

専業主婦でもキャッシング借入れできる?元貸金業者マンが解説

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専業主婦でもキャッシング借入できる?

このページの最終更新日は2018年10月28日です

 

専業主婦のキャッシング借入れは難しいのが一般的な印象。専業主婦でもお金を借りたいニーズに、25年の業界歴を持つ元貸金業者マンの「ぜにぞう」がわかりやすく解説します。(ぜにぞうプロフィール


 

業者が限定されるだけで借入は可能

専業主婦 キャッシング借入

 

お金を借りるときのしばりとして、
年収の3分の1を超えてキャッシングできない総量規制があります。

 

年収が基準となって借りられるかどうかが決まるので、
必然的に収入のない専業主婦はそもそも借入れとは縁遠い状態です。

 

ただ、そんな専業主婦でもいっさい借りられないわけではなく、
次の2つの方法であればキャッシングすることができます。

  1. 「配偶者貸付」という方法で借りる
  2. 総量規制がない銀行カードローンで借りる
配偶者貸付で借りる

収入のある配偶者の年収と合算して、融資の申込みをする方法です。
つまり、自分には収入がないけれども、配偶者の収入を信用に代えることです。

 

この配偶者貸付という制度は、総量規制の対象外取引になっているため
専業主婦でも借りられるわけですが、
ただ、対応している消費者金融業者は中小のごく一部です。

銀行カードローンで借りる

総量規制は貸金業法という法律で定められていますが、
この規制を受けるのは消費者金融だけです。
銀行は貸金業法にはしばられず、銀行法や出資法といった別の法律下にあります。

 

なので、総量規制の対象外になる銀行カードローンであれば
収入のない専業主婦でも借りられるわけですが、
こちらも対応している銀行がひと握りくらいしかないのが実情です。

 

ぜにぞうが調べた範囲で、専業主婦でも借りられる具体的な業者は
別ページで紹介していますので以下の関連情報をご覧ください。

 

業者が専業主婦に融資したくない理由

キャッシングやカードローンは、無担保・保証人なしという商品なので、
お金を貸す側の業者としては返済能力のない無収入の人には、
リスクがあって貸しにくいということがあります。

 

でも、実はもっと泥臭い理由もあるんです。
まずは下の図を見てください。

 

金融庁データ専業主婦の利用目的

※出典:金融庁「貸金業利用者に関する調査・研究」(2013年12月)

 

これは、金融庁のホームページで公開されている調査データで、
3年以内に借入れしたことのある人の利用目的を表しています。

 

文字が小さくて見にくいのですが、専業主婦の利用目的のトップは、
「生活費不足の補填」です。しかも、その比率は69.2%というかなり高い数字です。
専業主婦の約7割の人が、生活費不足をカバーするためにお金を借りたということですね。

 

欲しいものがあるんだけどお金が足らないとか、遊ぶお金がほしいとか、
そういったぜいたくのためではなく、生活費不足を補うためなので、
どんなふうに借入れするかというと、必要なときに小額を短期で借入れするパターンになり、
借入金額も数千円とか1万円以上から5万円くらいのゾーンになるようです。

 

なので、脇道にそれてライフスタイルが激変しないかぎりは(汗)、
せいぜい数万円の限度があれば、こと足りるということが言えます。

 

実際、収入のない専業主婦の人へのアンケート結果があるんですが、
もし、貸金業者から一定額まで借入れができるようになった場合、
どれくらいの借入金額を希望しますか?という問いに対し、
31.3%の人が10万円程度と答えています。
(金融庁に良いデータがなかったので、貸金業協会のデータです)

 

貸金業協会データ専業主婦の利用希望額
出典:日本貸金業協会「資金需要者及び貸金業者向けアンケート調査結果報告」(平成24年度)

 

こういった借入れパターンの専業主婦に対して業者がどう思っているかというと、
言葉は悪いですが、ぶっちゃけ「儲からないお客」という見方になってしまいます。

 

業者が顧客の審査をしたり、返済の管理をしたりする手間は、
顧客が毎月100万円借りてくれる高額利用者であろうと、
堅実に月1万円借りるような小額利用者であろうと同じです。

 

同じ手間なら、たくさん儲けさせてくれる高額利用者に商売をした方が
効率的ということがありますね。

 

洋服売り場の店員に例えていうなら、同じ時間を費やして接客するなら、
2000円のネクタイを色や柄にこだわって決められないお客よりも、
10万円のスーツを同じ時間内で買ってくれるお客の世話をした方が
店としては儲けにつながるのと同じようなものです。

 

かなり厳しいことを書きましたが、ビジネスである以上、貸す側としては利益を追うので、
「収入がないからダメ」という表向きの理由以外に裏の事情もあるということです。

 

配偶者には内緒で借りたい専業主婦の希望がある?

収入のない専業主婦は、配偶者貸付けの方法でキャッシングできると説明しましたが、
そのためには、配偶者の同意が必要になります。

 

ただ現実的には、配偶者に内緒で借りたいというニーズが多いです。
貸金業協会のアンケート結果にもそれを示すこんなデータがあります。

 

貸金業協会データ専業主婦の利用意向
出典:貸金業協会「資金需要者及び貸金業者向けアンケート調査結果報告」(平成24年度)

 

配偶者の同意が今よりもカンタンになったら利用したいか?という問いには、
14.6%が「利用したい」と答えていますが、

 

配偶者の同意不要で単独で借りることができたら利用したいか?という問いには、
「利用したい」が20.3%へ増えています。
このあたりに専業主婦の気持ちが現れているのだと思います。