同棲開始!と同時にクレジットカード頼みの生活に、、

新生活!初めての一人暮らしに思わぬ落とし穴編からの続き~

 

同棲生活の話の序盤だけでもこんなに大変な思いをしているのが伝わってくるのに
これからどんな話が出てくるのか・・・

 

山口くんは少し、真剣な顔になってきましたが、
僕はますます興味がでてきて、徐々に核心にせまる質問を続けます。

 

スタッフ

 

彼女が働かないって言ってもご飯とかは食べるだろ?


山口くん

 

そうなんだよなー。

 

光熱費とか俺自分で払ってたし、自分の携帯代とかも払ってたんだけど
彼女と同棲することになってそれ以外にも
彼女のご飯代や、携帯代なんかも払うようになったんだ。

 

そうしたら、交通代とか勿体ないからって事で同棲してんのに
どんどん金がなくなる一方。
光熱費とかが払えなくなったら困るからって事で現金はなるべく使わず
食費とか日用品とかもクレジットカードで払うようになったんだ。

 

学生生活をしながら多い時は1か月10万円ぐらいは稼ぐようになって
なんとかそれで生活できていたんだ。

 

それから自分で金額も把握せずにご飯代とかをクレジットカードで支払って
しばらくすると一番最初に言ったように
一番最初作ったカードはもう限度額が過ぎていて
あるとき使なくなったんだ。
その時、俺は次に作った楽天のカードを使ってしまって。。。


 

スタッフ

 

うわー完全に負のループだね;;


山口くん

 

それとかは俺の完全な失態だったんだけど
10万円の限度額を一気に使ったという恐怖から
楽天カードを使わないように家に置いてたんだ。

 

なんとか厳しい時でも頑張って現金使うようにしてさ。


 

スタッフ

 

ちゃんと気付いたんだなー
そこは山口くんの偉さだな!


山口くん

 

とにかく俺は彼女がこのままニートしていたら
いくら俺でも学校行きながら養うとかできないから
働くように頼んだんだ。

 

そしたら彼女も素直にタウンワークとかで
本格的にバイト探し初めて面接を受けに行き出したんだけど
沢山受けているのに何処も採用してもらえてないんだ。

 

でも1つだけきちんと受かったやつがあって
短い時間だけどって事で頑張って働いていたんだ。


 

スタッフ

 

あーやっと彼女もバイトしだしたんだな。
その時で何か月ぐらい?


山口くん

 

それでやっと同棲生活5~6か月かな。

 


 

スタッフ

 

え、5~6か月ニートか?すごいな;


山口くん

 

でもそのバイトも長く続かなくてな・・・
「しんどい」とか「上司が合わない」とかで
何回も職場を変えて変えて・・・
本当に精神的に弱いというか我慢強くないというか。

 

そういえばお風呂も嫌いで1週間ぐらい入らなかったりしたから、俺が

 

「汚いからお風呂に入れ。ほら、湯船入れたぞ」
「いい加減寝なよ!明日バイトだろ?」
「洗たくするから洗う服とかも貸せ」

 

って言ったりしてもう「彼女」というより「親子」って感じだったよ


 

スタッフ

 

うん、それは親子だな。


山口くん

 

ある日、俺は学校あったから先に家出たけど
彼女に「ちゃんと仕事行ったかメールだけして」って言って
出かけたんだ。

 

そしたら、きちんと仕事に出かける予定の時間にメールが来たから
ほっとして学校で授業受けてたんだ。

 

その日、俺めっちゃ気分悪くなってさ。
俺自身のバイトがなかったし、今日ぐらいゆっくりしようと思って
最後の授業は休んで家に帰ったんだ。

 

そしたら彼女が家で俺のパソコンを使ってアニメを見ていたんだ


 

スタッフ

 

嘘付いてたってことか?


山口くん

 

そうなんだよ。
その時はさすがに怒ったな。。。

 

嘘つかれた上に俺が一生懸命働いていて学校も行って
それなのに彼女は働いていないし遊んでいるって事に
すっごく腹が立ってさ。
今までの怒りが爆発してボロクソに言ってしまったんだよな。

 

だって、その時だけで俺はクレジットカード分割払いって言っても
月々1万円以上は払っていたワケで、
最初に作ったカードの分割払いもしてたし
とにかく支払に追われる日々だったから
10万円以上は確実に稼いで、とにかく多く稼ぐように頑張ってたのにって・・・


 

 

山口くんはそこまで話して一息付いていましたが
表情は本当に腹が立っているような顔をしていました。

 

その後ちょっと煮え切っていた感情を吐き出して溜息をつき
少し飲み物を飲んでから落ち着いた様子でした。

 

 

スタッフ

 

その時に別れたのか・・・


山口くん

 

いや、この段階でもまだ別れなかったよ。
しつこいよな俺(笑)

 

彼女は、俺が怒った事がすごくめずらしかったんだろうし
本当にびっくりしたようで、すごく泣いてたんだ。
しきりに「ごめんなさい」って謝ってきたよ。

 

その事に対して「二度はないぞ」って言って
バイトはどうしたのか聞いたんだ。
そしたら、とっくに辞めてて、
同じような事を何回もしてたんだって。


 

スタッフ

 

ひえ~…恐ろしいな;;


山口くん

 

まぁ、でも言わなくて良い事まで言ってくれたんだったら
彼女も本気なんだろうと思って
1週間以内にバイトを見つけ出して働けって言ったんだ。

 

いい加減バイトを続ける意思を持てってな。


 

スタッフ

 

お前教師に向いてるよw
ってか優し過ぎるな…

 

優しい人は苦労しやすいって聞くけど
まさにその通りだな。


山口くん

 

言うなよ~笑
俺は教師は嫌だったんだしw

 

でも家に大変な教え子が居て大変だったなぁ~


 

スタッフ

 

教え子って言っちゃってんじゃんw
で、そこから改善しなかったから
別れたんだろ?


山口くん

 

そうなんだけど・・・
びっくりするなよー


 

 

今は山口くんの怒っている様子はない。
さっきまでと表情が変わり、落ち着いたようでした。

 

彼女であったちなみさんは本当はニート気質で
山口くんが本当に「面倒を見てあげている」のがすごくわかりました。

 

改善しないとはコレ以上どんな方向へ彼女は向かってしまうのか!?

 

 

次回は、どんどん深まる借金の沼、とうとうキャッシングに手を染める編に続きます!

 



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この記事の執筆者
ぜにぞう
資格 貸金業務取扱主任者
2級FP技能士
クレジット債権管理士
クレジット審査業務能力検定(クレディッター)
個人情報取扱主任者
貸金業務取扱主任者 登録完了通知
ファイナンシャル・プランニング技能検定2級合格証書

経歴 大学卒業後、銀行系クレジットカード会社に入社。債権回収・督促業務、営業、企画等の部署に従事し、審査システム、ローン開発なども広く経験。25年間勤務したのち47歳のときに早期退職。
退職後はフリーランスとして活動。インターネット上での情報発信、マーケティング、WEB集客に強み。退職後、50代でファイナンシャル・プランニング技能士(2級)を取得。
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